そーさくびより ( はてブロ版 )

『そーさくびより』は本家が別にありますが、はてブロでは雑記をメインに書いて行こうとおもいます。

短編小説 ベニーとアイ

首都から湾を挟んだ位置にドラゴン達が住む谷がありました

ドラゴン達はそれぞれ個性を持ち、

火を扱うのが得意なドラゴンが居れば、

水を扱うのが得意なドラゴンが居ました

そのドラゴン達が住む谷の外れには小さなアトリエがあります

このアトリエには絵を得意とする3人のドラゴンが住んでいました

 

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獣竜の子ベニーは紅色を得意とする元気いっぱいな女の子

伝説の絵師ハクに会う事を夢見てるんだとか

 

水竜の子アイは藍色を得意とする冷静な女の子

計算ならベニーより得意なんですって

 

そしてベニーとアイの絵師修行をしているのがクロ

この3人がアトリエで暮らしていました

 

「ねえクロじーちゃん。いったい何時になったらうちらは一人前の絵師になれるの?

 

今日も絵師修行に励むアイがクロに尋ねます

 

「まずはその歪んだ線をなんとかせい

 

「いつもそればっかり……同じ絵ばかり描いてても飽きちゃうよ

 好きな物だけ上手く描いて一番になればそれでいいじゃん

 

その様子を見たベニーが口を開きました

 

「そうそう。ゆるゆると可愛い絵を描いてればなんとか成るでしょ

 その絵柄が好きっていう人が集まって来るんだから

 

「ベニー、アイ。自分の描いた絵にそんなに自信があるのか?

 

「それを言われると……

 

ベニーは今手に持って居るカンバスを眺めました

歪んだ迷い線が何本も引かれています

 

「……ねえアイ

「何?

 

「あたし達クロじいちゃんに教わってるから一人前になれないのよ

「そうね。同感

 

ベニーとアイは描く手を止めました

 

「あたしね。ハク様に会えば道が切り開かれると思うの

 だって伝説のハク様ですもの。お導きを下さるに違いないわ!

「ウチはそこまで夢みてないけど、ハク様なら良い知恵をくれるでしょうね

 

「ハク様に会いに行ってみましょうよ!

 

2人はカンバスと画材をしまい始め、出かける支度を整えました

 

「ハクに会えば何とかなると思っているのか?

 

アトリエを出ようとする2人をクロは呼び止めました

 

「ハク様よ! クロじいちゃんには分からないのよ

「うちらずっとこのアトリエに居たし、

 ベニーの言うようにハクや人の話を聞くのは悪くないと思う

 最近の修行もマンネリ化してきたし、

 ハク様を探しに行くついてに人の話を聞きに行こうかと思う

 

「やれやれ……。ワシが引き留めても効かなそうじゃな

 気を付けるんじゃぞ

 

2人は意外と引き留めなかったクロにもやもやしながらアトリエを後にしました

 

「ねえアイ。ハク様はどこにいると思う?

「とても名高いハク様なら、首都にいるんじゃない?

 

「やっぱそうだよねー!

「となると、道中に村があるし誰かにハク様の場所を聞いてみてもいいかもね

 

ベニーとアイは谷を後にして村を目指しました

村に着いた後にハクの居場所を何人かに訪ねてみたところ、

名前は知ってるけど居場所までは分からないとの事でした

やはり首都まで行かないと居場所は分からないようです

2人は村を後にして川を越え、首都を目指すことにしました

 

首都についた2人は拠点となる宿を探し、受付でハクの居場所について尋ねてみました

「お姉さん、伝説の絵師ハクって知ってる?

「あたし達ハク様に会いたいんです! 居場所を知ってますか?

 

「はい。伝説の絵師ハクは存じ上げておりますよ

 しかし、あいにく居場所までは知らず、お力になれません

 でも、この付近にはアトリエがいくつかありますから、

 知っているお方がいらっしゃると思います

 そちらをあたってみてはいかがでしょうか?

 

「たしかにハク様の居場所を知っている人が居そう!

「他のアトリエって知らないし見学ついでによさそうだね

 

「決まり! アイ、明日からアトリエを巡ってみよう!

 

翌朝からベニーとアイはアトリエを巡ることにしました

まず行ったアトリエは宿から一番近いアトリエでした

行ってみると沢山の絵師が輪を描くように座り、

その中央で居眠りしている犬を書き写していました

 

「あのう……

 

アイが恐る恐る講師らしい人物に声を掛けます

 

「おや、いらっしゃい。こんにちは。何か用かい?

 

「ハク様を知ってますか?

 

「ははは。絵師なら知らない人は居ないだろう

 もちろん知ってるよ

 

「じゃあハク様の居場所は知りませんか?

 

「うーん。残念ながら知らないな

 

「そうですか……

 

ヒントを得られなかったアイは少し残念そうにしました

そこにアイが話題を切り替えます

 

「皆さんは今なにをしているんですか?

 

「デッサンだよ。絵師なら君達もやった事あるんじゃないかな?

 

「あるけど、あんまり好きじゃなくて

 いつも同じような物描かされるし

 

「うんうん、そうだね。同じような被写体が多いかもね

 

講師はアイの回答からなんとなく2人の力量を察しました

 

「君たちはどうして絵師になりたいの?

 

「あたしのゆる~く可愛い絵でチヤホヤされたい!

「うちは好きな絵で一番になりたい

 

「そうなんだね。それで、日頃はどんな事をしているのかな?

 

「思うようにゆるい絵を想像して描いてる

「好きな絵をもっと好きになれるように描いてる

 

「君たちはどこかのアトリエに属しているのかい?

 

「一応。あたし達クロじいちゃんに教えて貰ってるの

「だけどクロじいちゃんの課題がつまんないのよ

 うちは好きな絵を描きたいのに、いつも同じような被写体だし

 

講師はクロという名前にピクリと反応しました

 

「ははは、そうだよね。同じような被写体だと飽きちゃうかもね

 なら、少しの間だけ、うちのアトリエでいつも違う被写体を描いていかないかい?

 

「うーん。うちにある被写体は飽きちゃってたし

「ついでに良い練習になるならいいかもね

 

「じゃあ決まりだね

 輪に混ざって描いてごらん

 

ベニーとアイは講師の誘導で他の絵師の輪に混ぜて貰い、

居眠りする犬を描くことになりました

 

「カワイイワンチャン!

 

「可愛い子犬だろ?

 

「あたし可愛い絵を描けるようになりたいから、

 可愛いわんちゃんなら頑張れそう!

 

「上手い絵を描けるようになりたいんだろ?

 

「そりゃもちろん!

 

「じゃあ画力とは何だと思う?

 

「上手い絵を描く力?

 

「画力と上手い絵はちょっと違うよ

 画力とは脳内で思い描いた絵をそのまま紙に描き下ろす力

 上手いかどうかを判断するのは、その後の話だよ

 

「思い描いた絵をそのまま紙に描き下ろす力……

 

「そう、その為には描きたいものがどういう作りになっているのか

 きちんと理解しておく必要があるんだ

 幸い今日は可愛い子犬だからモチベーションも沸くだろう?

 

「うん!

 

「よく見て子犬の骨がどうなっていて筋肉はどうついているのか

 デッサンは本物を見て考察してみよう

 

「よく見て考察しろって、クロじいちゃんも言ってた……

 

「ハクもそう言うだろうね

 ハクは幼少時代にデッサンを数多くこなしていたそうだ

 描きたい物の形をしっかりと理解しておかないと描いた結果形が崩れてしまうからね

 

「ハク様がそう言ってたなら……私たちも!

 

それから何日間かベニーとアイはアトリエへ通い

まともに練習していなかったデッサンを学びました

 

そして講師の認めを貰える程度にデッサン力を身に付け、

少しだけ自分の絵に自信を持つことができました

 

しかし残念ながらハクの居場所は分からず終いだったので、

2人は次のアトリエを訪ねる事にしました

 

次に訪ねたアトリエでは、絵師たちが各々のカンバスに大胆な構図で描いていました

講師に話を聞くと、絵のデザインにはコツがあるという話を聞きました

 

「近接、整列、そしてコントラスト

 これらを意識しながら構図を組んでいけば見やすい絵が描けるんだ

 

「クロじいちゃんも言ってた……

 

自分達の絵を見返すと、カンバスに収まりきっている絵ばかりです。

形は整っているものの収まりすぎている感じがしました。

 

「絵が上手くなりたいんだろう?

 

「もちろん!

 

「たくさん答えはあるんだけど、上手い絵って何だと思う?

 

「ええっと、思い通りに描けた絵?

 

「下手な絵を描こうと思って思い通りに描いたら、それは上手いのかな?

 

「あれ、そう言われてみると違うなあ

 

「人が上手いと思うのは、シンプルで整っている絵だったり、

 情報量が多くても伝わりやすい絵とか、かな

 

「それを解決するのが近接とか整列とかコントラストなの?

 

「そういう事!

 何が重要なのか、どこから眺めたら良いのか伝わりにくいデザインは評価されにくい

 デザインのコツを抑えるとだいぶ見やすくなるんだ

 今度じっくりハクの絵を見てごらん

 意識して見ると気づきがあると思うよ

 

「そうか、クロじいちゃんもそれを言ってくれてたんだ

 煙たがって悪かったな……

 

2人はそのアトリエでも数日間世話になり、デザインを学んだのでした

以前に比べて色使いや構図など絵のバランスが整い見やすく描けるようになり

自分達の絵に少し自信を持てるようになりました。

 

「ところで、伝説の絵師ハク様に会ってみたいんですけど、居場所は知りませんか?

 

「さて、ねえ……

 でもハクに絵を依頼したという知り合いがいるよ

 絵が残っていれば見る機会もあるだろうし、紹介してあげよう

 何かヒントが掴めるんじゃないかな

 

「ありがとう!

 

このアトリエでもハクのヒントは得られませんでしたが、

どうやら次に会う人はハクと関わりのある人のようです

もしかしたら居場所がわかるかもしれません

 

2人は宿へ戻り宿の受付で借りた地図で行先を調べました

すると紹介された人物の住む目的地がお屋敷である事がわかりました

 

翌日、そのお屋敷へ訪ねると既に話は通っていたらしく、

中へ通して貰う事ができました

 

「ハクの絵を見たがっているのは君達かね?

 

「あ、はい

 

「ふむ。ついてきなさい。こっちだ

 

通された部屋は広く、大きな窓と大きな机、そっして深く腰掛けられる椅子があり、

絵はその部屋の壁に掛けてありました

 

「この絵、おじさん? 肖像画

 

「ああ

 

「写真じゃないんだね

 それに、この絵のおじさん、本物よりかっこいい

「こら!

 

口の軽いベニーにアイが注意します

 

「はっはっは。そう描いて欲しいと希望したのだよ

 私の未来像を想像して描いて貰ったんだ

 

「どうして?

 

「事業が成功して輝いていたいからね

 理想を要望したから本物よりかっこよく見えるのだよ

 

「写真じゃダメだったの?

 

「写真は事実を記録するのには適しているが、理想は写せないからね

 

「そっか……絵に出来て写真にできない事があるんだ

 

「ハクは良い仕事をしてくれたよ

 私のバッググラウンドまで詳細に聞き出して、

 それをきちんと絵に反映してくれた

 しっかりと要望にコミットしてくれる

 

「それでおじさんはいくら払ったの?

 

「はっはっは。ハクの要望に応えて支払ったよ

 ハクは実績もあって信頼できるからね

 結構な額面を提示したよ

 

「やっぱり高いんだ……

 

「だが見合った仕事で期待に応えてくれたのだよ

 

「期待?

 

「そう。肖像画とだけ言えば模写のように聞こえるかもしれないが、これは私の理想像だ

 未来のことだからどう描けば良いのか、その正解が私自身もぼんやりしている部分がある

 

「そのぼんやりに応える事を期待したの?

 

「そう。その絵を見て未来に希望を持って取り組みたいからね

 そしてハクが私の理想を知るには丁寧なヒアリングと整理や可視化が求められる

 それらを真っ白なカンバスに描き下ろすのは難易度の高い仕事だよ

 

「ハク様はもっと天才的に描きたいように描いてたんじゃなんだ……

 

「客と向き合って、しっかり要望に応えるプロ絵師がハクだ

 顧客の要望に応えて実績を積み次の仕事の紹介へ繋がるから伝説になるのだよ

 

「だから伝説なんだ

 

「お金とは信頼だ

 ハクは信頼に応えられる自信があるからそれに見合った対価を求める

 私はその対価に見合う期待をして要望を出し、応えて貰えれば当然対価はしっかり払うよ

 

「うちらもそれなりの対価が欲しければ要望に応えられるようにならないといけないのね

 

「収入はどれほど人に貢献できるかで変化するからね

 だから私も事業で世間へ貢献しているのだよ

 おかげでこんな暮らしをさせて貰っている

 

「自分の描きたい絵だけじゃダメなんだ……

「だからデッサンとか必要だったのね

 

「君たちはハクの居場所を探していると言ったね

 

「あ、はい

 

「今ハクは谷に住んでいると聞いているぞ

 

「うそ、うちの近く!?

 

「地図を描いてやろう

 あいにく私は絵心が無くてね

 これでもお役に立てればいいんだが

 

「ありがとうございます!

 

「君たちの家の近所なのか。良かったね

 ところで、どこかのアトリエには属しているのかね?

 

「一応クロっていうおじいちゃんのアトリエに居ます

 

「……ほう。はっはっは!

 またいつか機会があれば会おう

 ハクに会ったらよろしく伝えてくれ

 

富豪のおじさんの屋敷を後にしたベニーとアイは不思議な後味を感じながら宿へ戻り、

チェックアウトの手続きを進めました

 

2人は谷へ戻り、おじさんから受け取った地図を頼りにハクの居場所を尋ねる事にしました

そして見慣れた景色を足早に進んでいくとハクの居場所らしい建物が見えてきました

 

「あれ、もしかしてこの方角、この道って……

「まさか……ここってうちじゃん!

 

2人の地図の見かたが間違っていなければ、

ハクの居場所はクロのアトリエを指しているのでした

 

「ただいま……

「なんかもう、よくわかんない……

 

「思ったより早い帰りじゃったのう

 

帰宅するなり座り込んだベニーとアイを見てクロが言い寄りました

 

「その後、どうじゃった?

 

「首都へ行ってアトリエを巡ったよ

「デッサンが大事だとか、デザインを学ぶと見せ方が上手くなるとか学べたよ

 

「あとハク様を知ってる富豪のおじさんを紹介してもらったよ

「そのおじさんにお金とは信頼だとか、要望に応えることが大事だとか聞いてきた

 

「そしてハク様の居場所を地図に描いてくれて、それが谷だったから戻って来たんだけど……

「その目的地がうちにしか見えないってワケ

 

「ほう、その富豪は今何をしておった?

 

「なんか事業してるみたいだよ

 屋敷も綺麗だったし上手くいってそうで元気だった

 

「そうかそうか。それは良かった

 で、描いて貰った地図がここだったと

 

「そういう事。もうよくわかんない

「疲れちゃった




「首都へ行って色々気づきを得て来たようじゃのう





「まーね。勉強になったよ

「好きな物だけ描いてればいい訳じゃないみたいね





「まだハクに会いたいのか?





「そりゃあハク様にはお会いしてみたいわよ! 絵師の憧れだし!

「ねー! 会いたい! もー、どこにいるのー?




「ワシがハクじゃ










「ふーん

「……え?









「ええええぇぇぇ!!?

「どう見ても黒いじゃん!




「残念かもしれんが実はワシがハクじゃ




「クロじいちゃんでしょ! 黒いじゃん!

「ハクさまってもっとスタイリッシュで美白で素敵なお方だって思ってたよ!

 

「黒いのは色々訳があるんじゃよ

 いつか話す時が来るじゃろう……



「……そんなまさか……

「今までうちらハク様のアトリエでハク様直伝で学んでたって事……!?

 

「そういう事になるな

 

「だから首都の皆はハク様と同じ事を言ってたの……

「どうりでクロじいちゃんも同じ事言ってたなって感じた訳……?

 

「なんか色々ショック……

「気持ちの整理に少し時間をちょうだい……



「ホッホッホ。いいじゃろう

 今日はゆっくり休むといい



その日は2人ともどんな人と会って何を経験して

何を学んだかを思い返しながら床に就きました。

 

翌朝、2人は以前と同じように起きて来ました。

 

「来たな。よく眠れたか?

 

「未だに信じ難いんだけど、

 とにかくクロじいちゃんがハク様なのね。

 

「そうじゃ

 そして今日はお前たちに試練を与えよう

 これを乗り越えたら一人前の絵師じゃ

 

「うぇぇ、試練?

「でも、それで一人前になれるの?

 

「試練を乗り越えたら一人前と認めよう

 事実上、ハク承認の一人前という事になるな

 

「ハク様承認……!

「なんて素敵な響き!

 

「だが試練と言うからには簡単じゃないぞ

 

「どんな試練なの?

 

「試練とは自力で受注し納品書にサインを貰う事じゃ

 

「自力で受注し納品書にサインを貰う……?

 

「求めている人を見つけ期待に応えれば良い

 それだけの事じゃいよ

 

「クロじいちゃんは簡単そうに言うけど……

「自信がなくて不安……

 

「求めている人を見つけたら自分が役立てる事を伝えて貢献すれば良い

 ポートフォリオを見せて交渉すればいいんじゃ

 

ポートフォリオ

 

「作品集のようなものじゃよ。

 依頼者と会ってすぐに自分の画力を伝えるならポートフォリオを見せて

 過去にこんな絵を描いた実績があると伝えるんじゃ

 

ポートフォリオに載せられるような作品、あたし達にはまだ無いよ

 

「お前らは首都で訪れたアトリエで何を得た?

 デッサンを学び、デザインを習得したじゃろう。

 

「そりゃあ……

 

「要望に応えることが大事だと聞いたんじゃろ?

 

「うん。ヒアリングが大事だって。

 それはうちらも分かったつもりだけど……。

 

「そこまで分かっていれば、あとは経験じゃよ。

 少なくとも絵を描かない人達の役に立つことは出来るじゃろう。

 

「でもうちらより上手い絵師はたくさん居るよ。

 

「ほっほっほ。そんなに悩まなくても良い。

 市場は必ずあるんじゃ。

「市場?

 

「自分が役立てる場所の事じゃよ。

 ベニーは村へ、アイは首都へ行くんじゃ

 

「ええ!?

「うちら別行動?!

 

「一人前になる試練じゃよ。まず通る道じゃ。

 各々が自立して、ようやく協力して二倍以上の貢献ができるようになるんじゃ。

 

「あたしは村へ……

「うちは首都で……

 

「「大丈夫かな……

 

「ベニー、アイよ。身支度をせい。

 今日中に発つのじゃ。

 

「また急な!

「今日中!?

 

ベニーとアイはクロに急かされるように身支度を整え、

2人はクロのアトリエを後にするのでした。

村までは一緒に行動です。

 

「ねえ、アイ。

「なあに、ベニー。

 

「あたし未だにクロじいちゃんがハク様だなんて信じられない

「うちもそう。でも他の人の話を聞くとつじつまが合ってるのよね……。

 

「この試練を終えたら一人前なんだよね。

「みたいだよ。しかもハク様直伝承認付き。

 

「クロじいちゃんの承認でしょ。

「……それは考えちゃ駄目。ハク様はハク様よ。

 

「別行動しなくても村で一緒に絵を描きましょうよ

「それだと試練にならないわよ。

 一人前になれないってクロじいちゃんが言ってたでしょ。

 

「そうだよね……。

 

村でアイとベニーは分かれ、アイは首都へ向かいました。



村へついたベニーは宿を探し、受付で絵を求めている人は居ないか訪ねてみました。

 

「この村で、絵の仕事がしたいんですが、心当たりはありませんか?

「そうですね……でしたら広告屋さんを当たってみるのはどうでしょう?

 

広告屋さん……気が向かないけど当たってみる。

 ありがとう。

 

ヒントを得たものの、ベニーは元々可愛い絵を描きたかったので気乗りしませんでした。

しかし試練を早く終えたい気持ちで広告屋さんへ当たってみる事にしました。

 

翌朝ベニーは教えて貰った広告屋さんを尋ねました。

そのお店は村の中でも比較的賑やかな場所にありました。

お店の外から中を眺めてみると、お店の人の姿は見えず

奥の方で人影が動いている様子が分かりました。

 

「ごめんください……

 

ベニーが恐る恐る入ってみると、奥から年老いた職人が現れました。

 

「可愛いお嬢ちゃんだのう。

 どうかしたのかい?

 

「あたし、一人前の絵師になる為の試練中なの。

 その為に仕事を探してて……。

 

「ほほー! 絵師なのか。

 この村では珍しいのお。

 

「えっ、そうなの?

 

「そうじゃよ。

 人が住む所には物を売りたい人が居るじゃろ

 

「生活があるしね

 

「そう、そして物を売るには集客が必要じゃ。

 集客には宣伝の為に広告が欠かせないんじゃよ。

 

「そりゃそうだけど。

 

「広告の需要があるのに描き手が足りないんじゃよ

 

「どうして?

 

「絵師は皆首都に憧れて行ってしまうんじゃ。

 こっちは人手が足りなくて困っておるのに……

 

「おじいちゃん、あたしでも力になれる?

 

「お嬢ちゃんは絵師だと言ったのう。

 どんな絵を描くんじゃ?

 

「ええと……こんなのをアトリエで描いてたよ

 

「ほう、基礎は出来てるようじゃな。

 ワシは最近の流行りについていけないし、

 デザインをお嬢ちゃんに任せてみようかの。

 

「本当に!? ありがとう!

 あたし頑張る!

 

ベニーは競争相手の少ない村で仕事を見つける事に成功し

広告業を営むおじいちゃんに頼られ役立とうと頑張りました。

 

この村にある広告屋はここだけ。

そこで流行りのデザインを追うことが出来て

感性豊かなベニーは意気揚々と働き始めました。

 

一方のアイは首都で絵を求める人を探しました。

しかし絵師の憧れである首都なので腕の良い絵師はいくらでも居ます。

アイはどう人の役に立てば良いのか悩んでしまいました。

 

考え事をしながら道を歩いていたら、どこかの路地裏に迷い込んでいました。

元々道を知らないのでどこへ行っても迷子に変わりません。

偶然目に留まった所に喫茶店があったので、そこで一休みしつつ地図を見せて貰う事にしました、

 

「いらっしゃい。

 

閑散とした店内に声が響きます。

 

「お好きな席にどうぞ。

 

地図を見せてもらいたい都合上、アイはカウンター席へ座りました。

店内を見渡すと他に店員や客の姿が見えません。

 

「アイスコーヒーを1杯と……地図を見せてくれませんか?

 

「地図ですか? はい、どうぞ。

 

「あのう、ここってどこですか?

 

店員は地図を広げると大通り傍の路地裏を指しました。

 

「この店は……ここですね。

 どこかお探しですか?

 

「探しているっていうと……仕事かな。

 うちは絵師をしてるんだけど、絵を描いて納品書を貰う試練をしてるの。

 

「そうですか……大変ですね。

 

「……この店は静かでいいですね。落ち着く。

 

「静かすぎるくらいですけどね。

 立地は悪くないと思うんだけど、もう少しお客さんが欲しいな。

 

「もっとお客さんが欲しいんだ?

 

「そりゃあね。

 僕は店長をしているんだけど、大通りそばに開店できた当初はワクワクしてたよ。

 友達を呼んだりしてさ。

 

「うちは静かなほうが好きだけどな。

 

「そういえば君はどうしてこの店に気づいたの?

 

「考え事しながら歩いていたら偶然見つけたのよ。

 

「偶然かあ……。

 

「あっ、もしかして。

 

アイは店の外へ飛び出しお店の外観を大通り側から眺めました。

 

「ちょっとちょっと、どこへ行くの?!

 

「あっ、ごめんなさい。

 つい衝動的になっちゃって。

 

「何があったの?

 

「ほら、やっぱり。

 

アイは大通りから路地裏の店を指しました。

 

「え? どうしたのさ。

 

「お店がある事が分からないのよ。

 

確かにそこにお店はあるのですが、

お店の名前は出入り口の上にあったので

大通りから見ると真横の角度で見えませんでした。

 

しかもお店の名前はオシャレそうな英名でも喫茶店である事が伝わらなかったのです。

 

「お兄さん、このお店のロゴはあるの?

 

「ないよ。あまり儲かってないし、作る余裕がないんだ。

 お客さんはリピーターばかりだから、経営がギリギリなんだよね。

 

「うちにロゴ描かせてくれない?

 ここに喫茶店がある事が皆に伝わるように、

 カップや食器のシルエットを使ったロゴを描くから

 大通りから見えるような看板を作りましょう。

 

「そうか、君は絵師だったね。

 頼みたいけど、うちはさっきも言ったように儲かってないからあまり払えないよ?

 

「いいよ。まずはそこからやってみようと思う!

 

アイは計算が得意だったので、デザインのバランスをしっかり計算し、

看板を設計して大通りからよく見えるように設置するデザインをしました。

 

そのおかげで認知に成功し

大通りの喫茶店に入店できなかったお客さんが流入するようになり

口コミが広がって売り上げが伸び始め、予想以上の成果で

アイは最初に見積もった金額に上乗せで報酬を受け取れました。

 

そしてベニーとアイは納品書を受け取り、谷へ戻る事になりました。

 

「クロじいちゃん!

「ただいま!

 

「帰って来たか。

 どうじゃった? 納品書のサインは受け取れたか?

 

「あたしたち、出来たよ!

「うちにも役立てるところがあったんだ!

 

ベニーとアイは納品書を自慢げにクロに見せます

 

「自信を持てたようじゃの。

 ちょっと前まで自信無さげにしておった癖に。今は活き活きしているな。

 



「えっへん!

 

「約束通り、お前たちを一人前と認めよう。

 もう自分で受注でいるじゃろう。

 

「しかもハク様承認済み!

「でもクロじいちゃんでしょ?

 

「教え子の門出祝いじゃし、たまに一筆送ってやろうか?

 

「クロじいちゃんまだ描けたんだ?

「いま描くとどんな感じなの?!



サササッーー

 

「ほれ。

 

「「――――!!

 

クロはいったいどんな絵を2人へ描いて贈ったのでしょう?

想像してみてくださいね。

(終) 

ベニー おりじなるきゃらくたーず

アイ おりじなるきゃらくたーず

クロ おりじなるきゃらくたーず

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サーフェスで外出作業をしてみた4

我が家に筆圧がやってきた

サーフェスを買ってから既存の作業環境の再構築が重い通りに進まず逆行を進んでいる状態ですが、少し進展がありました。

 

フォトショでは最新版にすれば筆圧機能が得られる見込みがあるのですが、

考えてみたら筆圧以外の機能は現状得られてるから、できるだけ安価に筆圧機能を得たれればなおさらうれしいのです。

 

フォトショだとエレメンツが買い切り2万円。

CC12ヵ月フォトショのみ1.2万円。

CC1ヵ月フォトショのみ2000円。

 

少し話がそれますが、以前、クリスタは5000円で買い切りだという話を聞きました。

そして複雑な設定を調整すれば筆圧機能は使えるとの話も聞きました。

 

ん、まてよ。フォトショは3か月で6000円くらいかかるけど、クリスタは5000円?

最新版にこだわり続けるほどの需要はないので、5000円で永続的な筆圧機能を得られて且つ新しい作業環境を得られるのは良い機会なのかもしれない。

そう考えたらクリスタの選択肢は有りだと思えてきました。

 

そして体験版を導入。

クリスタでは筆圧を検知しました。

しかも決済手段Amazonアカウントが選べます。こりゃいい。

体験版使って気に入ったら購入決定です。

 

フォトショでも拡大縮小は使いにくい

前から問題になっている頂点移動です。相変わらず使いにくいです。

どうやら対象が小さい場合は長おししないと反応しないようです。

 

長押しは右クリックの設定だと思うのですが、旧PCでも色々調整した事を思い出しました。

確かダブルクリックの設定時間を調整したら改善したような……。

管理画面で設定をいじってみたら少しは改善した気がするのですが、頂点移動の問題は相変わらず残り続けているイメージです。

 

サーフェスで初めて絵を描いた

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クリスタの線ってきれいですね。
効果線がお気に入りです。強弱がついていいなあ、これ。
問題点があるとするなら、線の端が切れてしまう事。
何かオプションで設定できるような事を聞いた気もするけど……。
とりあえずクリスタで線を引けるようになったので、線画を終わらせました。
塗りをフォトショップで挑戦してみたら、フォトショも使いにくい。
長時間ペンを動かすと長押し判定の処理が裏で動き始めるのか、極端に動作が遅くなってしまいます。
これはストレスを感じます。
タブレット端末とはいえ旧式のアプリにそんなに負荷をかけないでほしい。
 
あと、ツールバーの文字やアイコンが全体的に極端に小さい。
管理画面で大きさを調整する事は可能なんだけど、フォトショに限らずOS内の文字すべてが大きくなるから極端なんです。
うむむ、誤タップが多くて困っちゃうなあ。

新旧問わずフォトショは必要

クリスタはレイヤーを乗算したりオーバーレイ出来ないみたいです。

でも線はキレイに描けるので、クリスタは使い続けたい。

フォトショもレイヤーを重ねるためにほしいなあ。
 
まだまだ色々チャレンジする事はありそうです。
 

友達価格とは何か

一度は友達価格という言葉を聞いたことはありませんか?

友達価格とは一体どういう意味で考えていますか?

 

僕は今まで友達価格の意味を二つほど聞いたことがあります。

ちょうどタイムリーなので今回はその二つを紹介しようかと思います。

 

友達価格とは通常料金に上乗せした価格

これは提供者目線を持っている人が考えられる思考です

友達を応援するために、もっと励んでほしいから、通常料金よりもさらに多くのお金を払うという考え方です。

サービスを受けた側が、サービスを提供してくれた友達を応援する為に、本当なら5000円のサービスを6000円で支払ったりします。

 

友達価格とは通常料金よりも安い価格

これは消費者目線を持っている人が考えられる思考です。

実は裏の仕組みを理解せずに安いという都合の良い部分だけ見て居たりします。

例えば美容師はどこかの企業に属してサービスを提供し、企業の流通網や集客力を活かしてサービスを提供します。この時お客さんが払うのが通常料金です。この料金には原材料費と謝礼の他、企業が徴収する手数料が含まれています。

(例:シャンプーリンス材500円+謝礼2000円+徴収3000円=5500円)

この場合でいう友達料金とは、企業の力を借りずに、美容師さんが自ら望んで友達のためにサービスを提供し、企業が徴収する手数料を差し引いた原材料費と謝礼だけの料金となります。

(例:シャンプーリンス材500円+謝礼2000円=2500円)

 

人は都合の良い話を信じて広めたがる

他にも色々な考え方が有るかもしれませんし、賛否が分かれるかもしれません。

人は自分にとって都合の良い話を信じる傾向があるので、話を聞いたところで「自論はこうだ」と異見があるかもしれません。

その意見に反対するつもりは無いですし、尊重します。

この話は参考程度に受け取っていただければ幸いです。

サーフェスで外出作業をしてみた3

今回は外出作業はしてませんが、先日発生した問題を解決するための経緯を書こうとおもいます。

 

とりあえず自力で解決できないのは分かったので
サーフェスを買った店で担当の店員さんへ聞いてみる事にしました。

 

イラレで頂点移動ができたりできなかったりする」

adobe商品の話なので担当外だということで
自分でadobeへ問い合わせるように案内されました。
まあ、管轄外ならそうだよね……。

 

「フォトショで筆圧が検知しない」


サーフェスにデフォルトで入っている
「スケッチパッド」では筆圧が効いている事を確認していただけたので、
adobe商品の問題だから自分でadobeへ問い合わせるように案内されました。

 

「ペンの長押し機能を無効化したい」

できないそうです。
この機能がイラレやフォトショを使いにくくしてるんじゃないっぽいので、
そうであって欲しいです……。

 

「拡張子.txtの規定プログラムをサクラエディタに設定したい」


これ、聞き忘れちゃいました。
今度聞いてみよう……。

 

 

 

ーーという訳でadobeへ問い合わせる事になりました。
問い合わせるにはadobeアカウントを取得する必要があります。
これは有料のadobeソフトをインストールする際に取得しているはずなので、
そのアカウントを使えば良いのですが、
なんと僕はプリンターを買ったときにおまけでついてきた無料版。Photoshop Elements7.0を使っています。

なのでadobeアカウントを作る事から始まります。
メルアドがあればアカウントが作れるので作成。
そして問い合わせ先を探すのですが……
なんと、Photoshop Elementsは無償版なので窓口がありません。
変わりにオンラインコミュニティがあり、
いわゆるyahoo知恵袋っぽい書き込み掲示板があります。

似たような問い合わせはないのかと探してみたのですが、
サーフェスpro6で純正のペンでPhotoshop Element7.0を使って
筆圧機能で困っているユーザーは他にはいないようです。

今回は新しくスレッドを書き込むことにしました。
解決できるといいなあ。

サーフェスで外出作業をしてみた2

サーフェスペンに慣れない

頂点移動ができたりできなかったり。
イラレ上では大きな写真画像(オブジェクト)はペンで簡単にドラッグができるのに、
同じ写真画像を縮小した後に同じペンで同じドラッグ操作をしようとすると上手くいきません。
いったいどんな法則なんでしょう?
同じドラッグ操作でも対象となる写真画像の寸法によって法則が変わるようです。
イラレのおせっかい機能なのかな? 何なんだろう?
とにもかくにも、この扱いにくさに慣れてきた、昨日よりも15分くらい早く作業が進みました。
昨日は調べながら扱いにくさに解決策を探しながら作業してましたしね。

キーボード打ちにくい

配置に慣れてきました。
矢印キーの位置とか、HOMEとかENDキーが無いことにも慣れてきました。
おかげてタイピング速度は昨日より早めでスラスラ入力ができています。
ファンクションキーはちょっと慣れないんですけどね。
そういえば今日は部首検索画面(F5キーを押すと出てくるやつ)を見かけてません。
昨日より上達してるね。やった!

あとはdelキーの位置に慣れなきゃだなあ……。

拡張子.txtの規定プログラムをサクラエディタに設定したい

相変わらず解決策がみつかりません。
僕はサクラエディタで開きたいんだよお……。

 

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今日はこんな感じ。

操作に慣れることを優先しているので写真の選定は適当でごめんなさい。

やっぱり右端のほうがちょっとはみ出してる。

どうやらイラレってカンバスサイズから溢れた領域を保存しているみたい?

そんなまさかねえ……。何か設定とかあるのかな?

サーフェスで外出作業をしてみた

サーフェスペンに慣れない

イラストレーターを使い始めたのですが頂点をつまんで移動する操作が安定しません。
要するに頂点移動です。
マウスだとドラッグ操作で簡単に出来るのに、サーフェスペンを使う場合は失敗することが多いと感じました。
でも、図形を上下左右へ伸縮する場合はドラッグで上手くいくんです。
角を摘まんで伸縮する場合は失敗する事が多いみたいで。
いったい何が悪さしているのやら……?

 

キーボード打ちにくい

配置に慣れません。これはデスクトップのキーボードに慣れているせいですね。
何かのショートカットキーを押してしまうらしく、部首検索画面を誤って起動してしまいます。
これは慣れが解決する筈だと信じて、このまま同じキーボードを使い続けようかと思います。

拡張子.txtの規定プログラムをサクラエディタに設定したい

windows標準にメモ帳は戻る操作が1回までです。ctrl+zで1回戻る事しかできません。
この問題も解決できることもありサクラエディタへ切り替えたいのです。
そこで適当なテキストファイルの右クリックメニューから規定プログラムをサクラエディタに設定しました。
それなのに、メモ帳で開き続けています。
確認するとメモ帳に関連付けられたままです。
設定画面から規定のプログラムを設定してもメモ帳から変えられません。
拡張子の関連付けに失敗しているんでしょうか?
検索して調べてみても、いまいち解決策がみつかりません。

 

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今日の作業成果はこんな感じ。

とりあえず操作に慣れた感じかな。

しかしなんか右端のほう、はみでない?

ぬぬぬう、もっとがんばらなければ~。

サーフェス買いました

サーフェスpro買いました。

現状、パソコン本体の動作が遅いんですよね。
起動してからまともに動くまで時間が掛かるし、作業も何かと遅い。
初任給で買った液タブも、ついにドライバ更新が止まってしまいいよいよ買い換え時のようです。

パソコンを使う目的は作業する為。
外出先や帰省中に作業したいのです。
デザインとかお絵かきが外出先でしたいな。
動画の編集はしないつもりです。
でも液タブは持ち歩きが大変なので、一体になっている商品が良いです。
友人達に相談したところ、その要望を満たすのはサーフェスしかないとの事でした。
画像編集をするならproがいいそうで。
Twitterで呟いたら公式からもproを進められました。

それにしても、公式はひらがなに反応したのか! よく見てるな!

近所で買っても良かったのですが、よくアクセスするのが新宿なので今回は新宿西口で探す事にしました。

まずヨドバシに行ったところ、全て税込定価での案内でした。
この商圏では最安値で、他により安い店があるなら教えてくれれば値引きしてくれるそうです。
ふーむ、はたしてそうなのか?

考えてみたら、新宿西口ってヨドバシとヤマダさんくらいしか居なくないですか?

とりあえず次にヤマダさんへ行きました。
同じ商品を求めたところ、全て税別定価。税込だとヨドバシと同じ値段で案内されました。
それを話したところ、本体11%還元のところを13%還元に増やして、より安くするとお話いただきました。

商圏調査を顧客にさせるんだから良い仕組みだよなあ。

この話をヨドバシへ持ち込んでみました。
結果、現金値引きの対応をいただき、より安くなりました。
そもそも新宿西口商圏は競合が少ないのでヤマダから戻る人はよく居るんだそうです。
ヤマダさんはよくポイント還元で対抗してくるそうで、僕が案内された内容もよくある常套句だったそうです。
なら初めからその対応をすれば良いんでしょうが、そうも出来ないんですって。
元々サーフェスは値引きが効かない商品らしく、
エリアマネージャーに許可を取った現金値引きはかなりレアで、新宿西口商圏ではこれより値引き出来ない筈だと店員さんが言います。
同じ話をヤマダさんに話したらもっと安くなる気がしたのですが、ここでヨドバシさんの交渉術が出ました。
この交渉は今限定なので、この場を離れたら無効となり、戻ってもこの価格で案内出来ないそうです。
顧客の機会損失リスクを掴みましたね。でもこの場を離れなければ電話交渉を自力でしても良いそうです。
ヤマダさんからポイント還元の話を聞いて戻る人が多いと知っているなら、エリアマネージャーの話の下りや交渉は予め用意されていたフローだった気がします。
ヤマダはより安く出来そうだけど、僕はこの後にも買い物やらインストール作業を控えている。
タブレットを選ぶ時間は1時間以内に収めたかったので手を打ちました。
なんか上手く乗せられた気がする……。まあ、当初より安くできたから良いや。

タブレット本体だけでは作業効率が悪いのでカバーを兼ねるキーボードを合わせて購入します。
その際カバーの色で値段が違う事が気になりました。
従来の黒より、新しい色の方が同じ機能で高額なんです。
訳を聞いたら使う素材が違うからで、ポルシェにも使われてる素材なんですって。
ありがとうございます。僕は黒が良いです。

他にもCDドライブが欲しいです。
ネット回線の普及と伴ってディスクレス化が進んで居ますね。
でも僕は月額制より買いきりを好むので既に持っているソフトはCDが多いのです。
地階にあると聞いたので探してみると、ありました。
CDを使う頻度は少ないし高い能力は求めないので最安の物を探したところ、手に取った箱にY字USBと書いてる事に気付きました。
せっかくなので店員さんに話を聞いてみたら、CDドライブの電力消費はUSB1本の電力供給では足りないので、供給量を倍にするためのY字USBらしいです。へぇーっ。
ついでにサーフェスに繋げる為に買うんだと伝えたら、この商品は対応してないということで違う商品を進められました。DVDにも対応しているドライブで、さっき手に取った商品より数百円安い商品でした。
より安くより高機能なのはなぜか聞いてみたら、量産数が違うからですって。
さらにサーフェス同時購入で値引き対象の商品だったのでラッキーでした。

こうして新しい作業環境の土台は用意できました。
来週末にもくもく作業する予定があるので、この後は必要なソフトインストールしまーす。